2013年 06月 02日
店舗イメージの紹介 ① 看板 |
①看板「津屋崎千軒鍼灸院」


津屋崎は、かつて塩田で栄え塩、石炭の積み出し港としても栄えました。
当時は、商家が立ち並ぶ風情豊かな町屋を形成しその数、千軒とも。
現在、この風情をそのままに継承しようと「津屋崎千軒」の名称で復刻しています。
この看板は、津屋崎の名匠「西野材木店」さんにお願いしたものですが、
平成24年10月1日から1年近くたった最近の後日談が、ふるっています。
文字を書いた方、看板を彫った方、私の息子の同級生が登場します。
真相の糸が解れたのは、5月26日でした。
患者さんとして訪れた15年ぶりに会う息子の同級生、八尋君。
親父さんと自動車の名匠「八尋自動車」を経営する若き事業家。
仕事熱心がたたり、腰が・・・。
昔話のなかでふと、
「俺、家を建てたんですよ」
「若いのに立派だね」
そういえば・・・
「ここの看板の字、俺の嫁さんが書いたんですよ」!
するってえと、西野社長さんが福間にいい書道の先生がいるからと依頼された
福津の女流書道家さんは「八尋君のお嫁さんのことだったの?」
「看板を彫ったのは、西野材木店の若きエース岩屋君という青年だとは聞いてたが、
奇遇なこともあるんだね」
「あ、それ、俺の同級生です」!!
福間中学野球部で一緒にがんばった仲間。
今でも同窓会の幹事をやるわ、飲むわ、語るわ、といい仲続行中とのこと。
そんなわけで、当然お家を建てるのは「西野材木店」さんの出番となったわけで。
この岩屋君についてもひと捻りありまして・・
去年の9月から「津屋崎千軒」の街並み整備のため道路工事が始まりました。
今年の5月に完成したのですが、道路ブロックを敷き詰め、水道工事も行われました。
舞台は当院の前、その水道工事の初日の朝、
表の掃除をしていた背後から、「この看板、家の息子が彫ったんですよ」!!!
振り向けば、強面のおじさんが目ばかりは微笑んでいました。
その方、水道工事請負名匠「岩屋工務店」の社長さんでした。
その息子さんこそが、八尋君の同級生で、西野材木店さんの若きエースで、
八尋君の家を建てて、津屋崎千軒鍼灸院の看板を彫った岩屋君だったということで・・
長くなりましたが、このストーリのキーワードは「奇遇」でした。
ご縁があってお願いしたのは「西野材木店」の社長さんだけでしたが、
私に何の意志も働かないところなのに
時空を超えて、看板を介し全てがつながっていたということ。
生かされている自分に気づかされています。
ご縁とは、つながるものなんですね。
ご登場いただいた皆さん、そして私が気づかないでいる皆さん、
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
*ご登場いただいた個人様には許可を得ての投稿です。
次回は、店舗イメージの紹介 ② 店舗外観です。


津屋崎は、かつて塩田で栄え塩、石炭の積み出し港としても栄えました。
当時は、商家が立ち並ぶ風情豊かな町屋を形成しその数、千軒とも。
現在、この風情をそのままに継承しようと「津屋崎千軒」の名称で復刻しています。
この看板は、津屋崎の名匠「西野材木店」さんにお願いしたものですが、
平成24年10月1日から1年近くたった最近の後日談が、ふるっています。
文字を書いた方、看板を彫った方、私の息子の同級生が登場します。
真相の糸が解れたのは、5月26日でした。
患者さんとして訪れた15年ぶりに会う息子の同級生、八尋君。
親父さんと自動車の名匠「八尋自動車」を経営する若き事業家。
仕事熱心がたたり、腰が・・・。
昔話のなかでふと、
「俺、家を建てたんですよ」
「若いのに立派だね」
そういえば・・・
「ここの看板の字、俺の嫁さんが書いたんですよ」!
するってえと、西野社長さんが福間にいい書道の先生がいるからと依頼された
福津の女流書道家さんは「八尋君のお嫁さんのことだったの?」
「看板を彫ったのは、西野材木店の若きエース岩屋君という青年だとは聞いてたが、
奇遇なこともあるんだね」
「あ、それ、俺の同級生です」!!
福間中学野球部で一緒にがんばった仲間。
今でも同窓会の幹事をやるわ、飲むわ、語るわ、といい仲続行中とのこと。
そんなわけで、当然お家を建てるのは「西野材木店」さんの出番となったわけで。
この岩屋君についてもひと捻りありまして・・
去年の9月から「津屋崎千軒」の街並み整備のため道路工事が始まりました。
今年の5月に完成したのですが、道路ブロックを敷き詰め、水道工事も行われました。
舞台は当院の前、その水道工事の初日の朝、
表の掃除をしていた背後から、「この看板、家の息子が彫ったんですよ」!!!
振り向けば、強面のおじさんが目ばかりは微笑んでいました。
その方、水道工事請負名匠「岩屋工務店」の社長さんでした。
その息子さんこそが、八尋君の同級生で、西野材木店さんの若きエースで、
八尋君の家を建てて、津屋崎千軒鍼灸院の看板を彫った岩屋君だったということで・・
長くなりましたが、このストーリのキーワードは「奇遇」でした。
ご縁があってお願いしたのは「西野材木店」の社長さんだけでしたが、
私に何の意志も働かないところなのに
時空を超えて、看板を介し全てがつながっていたということ。
生かされている自分に気づかされています。
ご縁とは、つながるものなんですね。
ご登場いただいた皆さん、そして私が気づかないでいる皆さん、
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
*ご登場いただいた個人様には許可を得ての投稿です。
次回は、店舗イメージの紹介 ② 店舗外観です。
by ts-shinkyuin
| 2013-06-02 13:43